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2005.05.26

枕崎から大村湾

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突然ですが旅に出ます。

友人のヨットが西海航海に出ていて、沖縄からやっと屋久島に戻ってきました。
私は枕崎から五島列島、大村湾・ハウステンボスまで乗る予定で明日出かけます。帰着は風任せですから不確かですが、6月10日の予定です。

しばらく連絡とれませんがよろしくお願いします。

2005.05.20

花咲爺さん再就職

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伊豆高原ドールガーデンが6月5日でクローズすることは先に書いた。
せっかくの仕事場がなくなって淋しいことである。
マイガーデンもさることながら、やはり社会と関わっていることは楽しい。

と思っているところに、新しい話があった。
わが家から直線距離で200メートルにある《花のチャペル・伊豆高原教会》の花をみてくれという。
ドールガーデン(ここはわが家から直線距離で500メートル)の花植栽を見て気に入っての話である。

教会とはいうが宗教とはまったく関係ない。純然たる営業施設である。
最初伊豆急が始めたのだが、2年前からブライダルチェーンのWatabe-Weddingの経営となった。
全国に100ヶ所もの施設をもつ東証1部上場の企業である。
ブライダル産業は落ち目と思ったがここはまあまあ稼動しているようだ。

結局週2日半日働くことになった。
これまで伊豆急メンテナンスが入っていたのだが、花に関しては下請け任せで、なっていない。《花のチャペル》の名が泣いていた。
伊豆急メンテを後から入った私が差配するわけにはいかないが、私の力の及ばないところはチャペルから伊豆急に発注する。
ドールガーデンよりずっと狭いから楽である。県道に面しているので結構目立つ。

実はドールガーデンからも当分の間花植栽を続けてくれと云われた。
買い手を見つけるにも借主を探すにも、花が咲いている方が高値をつけられると踏んだのだろう。

花咲爺さん、もてもてである。

赤坂ベルビュー花回廊

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假屋崎省吾がこの5月から赤坂ベルビュー8階に新しく教室を開いたことは情報を得ていたが、そこに「花回廊」なるレストランまで併設したとは知らなかった。

今日のテレビでたまたま見たのだが、3500円でなかなか旨そうである。
一コース終わったところで付録の寿司の盛合わせが一皿出て、そして更にデザートが出る。われら年寄りにはいささか辟易かな。

それにしても商魂留まるところを知らず。

2005.05.19

乞食テレビ番組

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2、3週間前、12Chでわがオープンガーデンの庭が紹介されるから見て下さいとのメールを出しましたが、あれはとんだチョンボでした。
あの番組のタイトルは「1ヵ月10万円の田舎暮らし」とかいうのでした。月曜日の午後7時からです。案内役は福留アナ。
私はあまり気に留めずにいたのですが、先週ゆっくり見て呆れてしまいました。
田舎暮らしは隣近所からいろいろ食料をもらうので、それで10万円で暮らせるのだそうです。
引っ越してきた人は何を作っているのですか。何をお返し出来るのですか。
いつももらうばかりならばそれは乞食じゃないですか。

そういえばカメラ収録の時、対象となった庭のIさんがスタッフと喧嘩して、それでIさんのところは庭の写真だけでIさんはまったく映りませんでした。
喧嘩したIさんは偉い。

こんな乞食番組、すぐに潰れますよ。

2005.05.18

川瀬敏郎と假屋崎省吾

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異才假屋崎省吾がついに長者番付に載った。昨年の収入3億7千万という。

私にはこの人のことはよく判らない。
1958年生れ。早稲田を出て24才で草月流に入門。27才、草月出版新人賞受賞。28才、個展開催。その後環境デザイン、空間デイスプレイの世界で才能を発揮。32才、フリーの華道家として独立。米大統領、伊大統領来日、天皇在位10年記念式典などで花の総合プロヂュースを担当。42才、蒼風生誕100周年記念・勅使河原宏賞受賞。展示会、展覧会、「フラワーデモンストレーション&トークショー」など多数。最近はTVのバラエテイ番組に頻出。

表参道に教室・スタジオを開いていたが、最近赤坂ベルビュー8階に教室を新設した。ここで月に10日授業をする。忙しい人だから時間は11-14時だったり14-18時だったりまちまちで、でも律儀に時間を公示している。1回の授業料は15000円。多分青山では特別待遇としてもっと高くとるのだろう。
「フラワーデモンストレーション&トークショー」は1000人もの人が集まる。参加料が1-2.5万円だから出演料は数百万になるのだろう。
TV出演はどういう意味か判らない。
これらの結果が3億7千万である。

川瀬敏郎は1948年生れ。10才年長だ。
池袋と玉川で木金土の3日、4教室くらいを持っている。普段は関西に居るのかもしれない。
年間12回の受講料が約20万円で単価は假屋崎とほぼ同じだが、圧倒的に回数が少ない。
また池坊の申し子でありながら流派を離脱している。
なにせ花会を自腹で続けていたというのだから、金儲けの人ではないのだ。自らを「花人」という。

「花人」と「華道家」と、さてこれからどうなるのか。

2005.05.17

ヘッドガーデナーの仕事

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ドールガーデンでのヘッドガーデナーの仕事を説明しておこう。

敷地面積は5000坪。建物と駐車場で45%。樹木が茂るままにして処々シャクナゲなど植えてある自然苑地が45%。デッキや芝生、通路まわりが10%。という守備範囲である。

私の出勤は原則週2回半日である。うちから歩いて5分。必要なら何時でも出るし、苗の買出しなども行う。
花の植栽計画はほぼ100%私の考えるままである。最近やっと私の味が出てきて、すこぶる評判がいい。
自分が出勤した時は施肥、花がら摘み、除草なども行う。
買った苗は殆ど私が植える。もう1人の男性に手伝ってもらうこともある。
苗の購入だけでなく、種を播いて育てることもしている。

樹木剪定、芝生管理(施肥・除草等)、自然苑地の刈込みなどは出入りの園芸会社が担当している。
私はその会社の業務の年間計画を策定し、見積もりをとって年間契約をする。そして毎月の作業実績を把握して請求書をチェックする。臨時の草取りなどの仕事を指示する。

定年退職した男性が1人いて、私が出ない日に出勤して主として水遣りと掃除をしている。

ヘッドガーデナーとして入社したのではない。いろいろ手伝ってくれと言われて行くようになったのだが、いつの間にか思い通りにガーデンの仕事だけをするようになった。
評判がいいので我儘がきく。

2005.05.16

川瀬敏郎「花会記」を読む

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花人・川瀬敏郎に「花会記」なる著書のあることを知った。1995年の出版である。
かねて茶に茶会記、花に立花図がありながら、庭に開花図なきを嘆いている私に「花会記」の存在は強い衝撃だった。
早速入手したいと思ったが、定価6500円では気軽に買えない。調べて静岡市立図書館にあることを知り、伊東市図書館を通じて貸出しを申し込んだ。それが3月25日。そして入手したのが5月6日。今時’役所仕事’だってもっと早いぞ。

まずは川瀬敏郎のプロフィール
~~~~~~川瀬 敏郎 ホームページより~~~~~~
花人。1948年京都に生まれる。幼少の頃より池坊の花を学ぶ。日本大学芸術学部を卒業後、パリ大学へ留学。演劇、映画を学ぶかたわらヨーロッパ各地を巡る。帰国後、日本の原初のいけばなである「立花(たてはな)」と、千利休により大成された「なげいれ」の形式にもとづき、花をいけることを通して、日本の「肖像」を描くという独自の創作活動を展開。
著書に「花会記」「川瀬敏郎 私の花」「Inspired Flower Arrangements」「今様花伝書」「四季の花手帖Ⅰ・Ⅱ」などがある。 
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このプロフィールには書かれていないが、京都六角堂(池坊発祥の地)の門前の花屋に生まれ、池坊の申し子のような履歴を持つ。そして花人として流派を離れての活動を続けている。

川瀬は花を、春夏秋冬四季折々に移ろいゆく自然の精華としての「花」を謳い上げる「花会」を催してこそ、ほんとうに花の心にふれることができるという。
一座を建立する「花会」はその催される「場」の建築や室礼、庭園、花器や掛け物、参集する人々やその衣装、はては天候にいたるまでを取り込んでそのすべてが総合されるところに「花」の美が体現されるという。
添付写真の1がその光景である。ここは京都妙心寺で開かれた「紅葉の会」の花会である。和服姿の名流夫人6人が座を囲んでいる。寺のあちこちを川瀬の活けた花が飾る。
川瀬はこういう花会を選ばれた「場」何ヶ所かで何年か行っていた。ある時白洲正子が招かれ、絶賛の褒辞を書いたことから川瀬の名が大きく知られた。
しかし現在は行っていないという。「お金をとらなかったからやめられた。」と川瀬はいう。それはそうであろう。しかるべき場所で、これだけの花を活け、これだけの人を集めて花会を催してどれだけの費用がかかるものか。それを金をとらずに続けられるわけがない。川瀬の美学に過ぎる。

「花会記」はその花会の記録である。
写真があって、川瀬の「覚え書」が付く。
写真は素晴らしい。カメラは大森忠。出版は淡交社。A4より一回り大きいサイズの本である。
そして「覚え書」は解説である。川瀬の文章は辺見庸、藤原新也ばりの美文である。思いのたけを語る。
日時、客名、天候、メニューなどのデータはない。

私はこの「覚え書」に川瀬の「花会記」についての不満を持った。
批評家も編集者もいない場での詠嘆を綴る美文はいずれ退廃する。
もっとデータを残すべきでないか。
茶会記の研ぎ澄まされた簡素な、しかし項目をすべてはずさない記録は、厳しい茶の修行の1つであろう。そしてその事実だけの記述が遥か後代の我々の心に届く。
流派を持たず、金をとらずに花会を開く川瀬の美学は事実の追求においていま一つ洗練のための鍛錬の機会を欠くのではないか。

川瀬は池坊の嫡流として「立花」から「なげ入れ」までをこなし、その間に位置する「砂の物」にも心を寄せる。
写真は立花としての「牡丹」である。現代華壇一方の雄である假屋崎省吾も毎年目黒雅叙園の大舞台で花会をもつが、立花において川瀬に及ばない。
朝顔の写真は沼津大中寺における「野朝顔」で、まさになげ入れの極である。
当然鈴木基一「朝顔屏風図」(メトロポリタン美術館蔵)を意識したと思う。先日の「琳派展」カタログからスキャンした写真を載せる。

伊豆オープンガーデン春の一斉公開

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7、8日と、われらが伊豆ガーデニングクラブ(IGC)の年間最大イベントである「オープンガーデン・春の一斉公開」を実施し、無事に終了しました。
ほっと一息ついています。

「一斉公開」とは、普段は予約の電話が必要だったり自分で交通手段を確保したりしなければならないのに、この時に限り
1.どの庭も自由に訪問できる
2.IGCとしてバスの交通手段を提供する( 有料3000円 )
3.バスにはIGC会員がガイドとして搭乗する
4.バスのお客様にはTEAS( お茶とクッキーのサービス )を提供する
というイベントです。今年で7回目でした。

これまではマイカーを出したりマイクロバスをIGCとしてチャーターして運行したり、リスクをすべてIGCが負っていただけに何かと気苦労が大変だったのですが、今年からバスの運行を東海バスに引き受けてもらうことになり、すっかり楽になりました。これまでの苦労が嘘みたいです。
庭の方はそれぞれに待機したりTEASの準備をしたりで大忙しでした。
各日4台のバスを出したので4人のガイドが必要で、昨日は私が、今日は妻がガイドをやりました。
23の公開庭がありますが1台がまわれるのは7、8庭です。

今日のわが庭にはバスやマイカー合わせてのべ50人が來庭しました。群馬とか千葉、神戸から訪ねてくる人もいます。
朝日の記者が来て、「これからどうしようとしているのか?」と聞かれ返事に困ってしまいました。

ドールガーデンの庭

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私が花の植栽監督をしている伊豆高原ドールガーデンの庭の写真です。

私が手がけてちょうど1年たってやっと私の味が出てきました。とても評判がいいです。

ところがまことに残念ながら、あと1月あまりで再閉園になります。昨年4月にリニューアルオープンしてわずか1年で。
いかんせん、あまりに人が入らない。
実は運営者は銀座で何軒かのクラブをやっていた女性経営者です。店は一部手放し、一部代理ママにやらせて、伊豆に住み着くつもりでやってきた。どれほど赤字でも4、5年は持ちこたえられるだけの現金は用意してきたようですが、毎月数百万円の赤字ではたまらない。早く見切って正解でしょう。
ご本人は銀座でまた新しい店を開くとかで、心もうここにあらず、です。

大きい写真の植栽だけちょっと説明します。
正面、白のビオラが咲いていて、その間にネモフィラの苗を入れたのが咲き始めています。
左側の黄色はキンギョソウですが、アグロステンマ=むぎせんのうの苗を入れて、咲く直前です。
ひめしゃらの樹の向こう側はプリムラ・マラコイデスだったのですが、終わってコスモスの苗を植えました。
むぎせんのうのさらに左側にはムスカリがちょっと見えていて、こんもりしているのはノースポールです。ストックがあったのですが終わりました。

ネモフィラ、むぎせんのうは昨年10月に、コスモスは3月に種を播いて育てた苗です。


地元テレビで宣伝

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5月7、8日の「伊豆オープンガーデン-春の一斉公開」を紹介してくれるというので地元のCVAテレビに出演した。

仲間のM.MさんとF.Mさんと3人で出演した。
オープンガーデンの趣旨や由来、バスでのご案内などの説明をした。
ローカル局で伊東市内しか放映しない。

5月の連休は忙しい。

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