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2005.01.11

雨師の修行

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雨師(うし)として祀り捨てなむみはふりに氷雨は過ぎて昭和終んぬ
(みはふり=み葬り)

昭和天皇の葬儀に詠んだ、山中智恵子の昭和への挽歌である。
昨年7月、この歌を初めて読んで心が震えた。その衝撃はいまだ醒めやらぬ。
天皇を古代王権のよって来たったであろう呪師・雨師の長として「祀り捨てなむ」と詠みきった心情は、昭和と共に生まれ昭和を生き抜いた世代の激情であろう。
われら(昭和10年生)にそこまでの叫びはない。

最近その曾孫への帝王学の論を聞く。
雨師としての修行であるか。

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