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2004.12.21

無名性と無法性

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塩野七生の「コンスタンチノープルの陥落」を読み、次いで「レバントの海戦」「ロードス島攻防記」「海の都の物語」を読んでどうしてもボスボラス海峡、ガラタ橋、ダーダネルス海峡を見たくなってトルコ・ツアーに参加してきました。

そのツアーでの出来事です。
タイミング悪く、また旅行会社の手配悪く、バス3台100人もの人が1つのレストランで一緒になりました。
ビュッフェスタイルですが長蛇の列で混雑・混乱しました。
その中である男が、ちょろちょろと列の横から手をのばして料理を攫っていきます。仲良しになった女性グループをテーブルに座らせておいて、せっせと運んでいます。おかげで並んでいる私たちのハムや卵はなくなってしまいました。

私がようやくコーヒーにミルクを入れようとした時、その男が手を出してミルクのピッチャーから自分のカップにミルクを注ぎ、ピッチャーは空になってしまいました。
さすがにたまりかねて大声を出して咎めました。結局「ゴメンナサイ」と謝らせました。
彼の名前は知りません。

最近はプライバシーと個人情報保護の意識からか、旅行でも同行者の情報はまったく与えられません。
私は、過ぎた無名性は無法性につながると考えます。
せめて「名前」(姓だけでよい)、「住んでいる地域」、「仕事または趣味」くらいはじめに自己紹介させるべきでないでしょうか。
その方が安全で快適な旅行になるでしょう。

彼だけ謝らせても片手落ちと考え、彼のグループのテーブルにまで出かけてみんなに「いい年をしてちょろちょろするな」と念を押してきました。
いい年をして勇み過ぎだったか。

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