« ガーデンデザイン講習会 | Main | ブッシュ負けろ »

2004.10.29

批評の事情

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「批評の事情-不良のための論壇案内」(永江朗、ちくま文庫、820円)という本を読みました。

なぜ「批評」かというと、いろいろ庭を見るのにもう少し「批評的」に見るようにしたいと思ったからです。
とにかくまともに文系の勉強をしていませんから、「批評」も「批判」も、まったくその方法を知りません。
「批評」とついた本を読んだら少しは批評が身に付くかと思いました。
そして、この本の冒頭に<批評とは、「それは何なのか」という問いを持続させつつ、対象を体系の中に位置づけ、それを検証していこうという意思である。>とありました。私が庭を批評的に見るためには、まず体系を身に付けなければいけないことが判りました。前途ほど遠し想いを雁山の夕べの雲に馳す、です。

この本は、社会、時代、芸術、サブカルチャー、文芸のジャンルに分けて44人の評論家をとり上げています。
特筆すべきは、対象を1990年代になってデビューもしくはブレイクした人に絞っていることです。
参りましたね。その中で私が名前だけでも聞いたことのあるのが12人、1冊でも著作を読んだことのあるのが2人だけでした。つまり私は完全に老人なのだとつくづく悟らされました。
皆さん世に出た評論家ですから、既に多くの書物を出版しています。44人で500冊くらい上がっています。30台前半で10冊も出している人もいます。すごいのです。多くの人が認めているから本も出るのでしょうy。そして私の読んだのはたった2冊でした。

今後名前を覚えておきたいと思ったのは以下の諸氏です。
社会-山形浩正、日垣隆
時代-大塚英志、武田徹
建築-五十嵐太郎
文芸-豊崎由美、坪内祐三


追記
ご同輩でまだ現役で教えていらっしゃる方がいますが、若い人に伍してゆくのはどんなに大変なことかお察しします。

« ガーデンデザイン講習会 | Main | ブッシュ負けろ »

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21255/1804577

Listed below are links to weblogs that reference 批評の事情:

« ガーデンデザイン講習会 | Main | ブッシュ負けろ »