« 野球ゲームを楽天に売る | Main | 台風、伊豆に上陸 »

2004.10.09

一吟一詠

浜松花博の会場の中に、「園芸文化館」というのがあります。
中は「園芸文化・発展の系譜」「伝統園芸植物の競演」「盆栽・装飾の技」「新たな園芸文化を目指して」の4室に分かれています。
タイトルからも判るとおり日本の伝統園芸を紹介する展示です。

昨今のイングリッシュガーデン全盛のムードの中で、私など伝統園芸に関する知識はほとんどないのですが、ここの展示は大変な力作だと思いました。
特に第1室に掲示された巨大な「年表」は、「西暦」「元号」「天皇」「将軍」「花の流行」「関連資料」「主な出来事」を1表にまとめた表で、私の乏しい知識の中では先行する表はなく、今回新たにまとめたものではないかと思いました。それほどここの展示は気合が入っています。静岡の持つ伝統の厚みを感じました。
花博には3回通い、3度ともこの表の前でため息をついていましたが、今回思い切って近くの係員に「この表が出ている資料はないだろうか」と訊ねたところ、あちこち問い合わせてくれてなんとそのコピーを入手することが出来ました。
巨大な表がA3版3枚に縮小されて、文字は8ポより小さくなっていて、私の老眼では拡大鏡を使っても見難いのですが感激しています。

やはり「園芸文化館」の中に、沼津在の原の「帯笑園」の紹介コーナーがありました。江戸時代、東海一の名園と謳われたところだそうです。シーボルトが「私がこれまでにこの国で見たもののうちで一番美しい。」と称賛しているそうです。
その「帯笑園」の入口の柱に、次の対聯が書いてあったそうです。
苟入是園固禁觸一花一葉 都有詩歌必應留一吟一詠
<かりそめにもこの園に入る者は一花一葉にも触れることを固く禁ず>
<すべて詩歌あるもの 必ず一吟一詠を留めるべし>

伊豆オープンガーデンの各庭にもこの聯を張り出しましょうか。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

« 野球ゲームを楽天に売る | Main | 台風、伊豆に上陸 »

Comments

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21255/1632160

Listed below are links to weblogs that reference 一吟一詠:

« 野球ゲームを楽天に売る | Main | 台風、伊豆に上陸 »