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2004.10.31

ブッシュ負けろ2

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「ブッシュが負けたら日本は損をするのではないか?」とのメールを頂いた。

世の中、損得だけで動いているのではないと思う。
アルカイダもタリバンもチチェンもコソボもパレスチナも、損得だけではないでしょう。

そもそも総理大臣や与党幹事長がブッシュについて、もしブッシュが負けたら日本が大損するではないか。
慎みなさい。

わが信頼する情報によれば、ブッシュは負けるよ。

2004.10.30

ブッシュ負けろ

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話を面白くするために、私の立場をはっきりさせておきます。

ブッシュが負けたらいいと思う。
理由:
9・11を体験した政権は、本質的に平静であり得ないと思うから。
「日本はアメリカのポチだ」の言説が、ブッシュの下で増殖しているから。
ブッシュの理解力に不信があるから。
パックス・アメリカーナは願い下げだから。

ケリーのことは知りません。
ブッシュより悪くないでしょう。

2004.10.29

批評の事情

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「批評の事情-不良のための論壇案内」(永江朗、ちくま文庫、820円)という本を読みました。

なぜ「批評」かというと、いろいろ庭を見るのにもう少し「批評的」に見るようにしたいと思ったからです。
とにかくまともに文系の勉強をしていませんから、「批評」も「批判」も、まったくその方法を知りません。
「批評」とついた本を読んだら少しは批評が身に付くかと思いました。
そして、この本の冒頭に<批評とは、「それは何なのか」という問いを持続させつつ、対象を体系の中に位置づけ、それを検証していこうという意思である。>とありました。私が庭を批評的に見るためには、まず体系を身に付けなければいけないことが判りました。前途ほど遠し想いを雁山の夕べの雲に馳す、です。

この本は、社会、時代、芸術、サブカルチャー、文芸のジャンルに分けて44人の評論家をとり上げています。
特筆すべきは、対象を1990年代になってデビューもしくはブレイクした人に絞っていることです。
参りましたね。その中で私が名前だけでも聞いたことのあるのが12人、1冊でも著作を読んだことのあるのが2人だけでした。つまり私は完全に老人なのだとつくづく悟らされました。
皆さん世に出た評論家ですから、既に多くの書物を出版しています。44人で500冊くらい上がっています。30台前半で10冊も出している人もいます。すごいのです。多くの人が認めているから本も出るのでしょうy。そして私の読んだのはたった2冊でした。

今後名前を覚えておきたいと思ったのは以下の諸氏です。
社会-山形浩正、日垣隆
時代-大塚英志、武田徹
建築-五十嵐太郎
文芸-豊崎由美、坪内祐三


追記
ご同輩でまだ現役で教えていらっしゃる方がいますが、若い人に伍してゆくのはどんなに大変なことかお察しします。

ガーデンデザイン講習会

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27日、伊東市観光会館で「ガーデンデザインの方法」と題して講習会を行いました。
伊東市振興公社の主催で、私への講師依頼状は公社理事長の伊東市長名でした。フフン

これまでハンギングバスケットとかオープンガーデンの講習はやりましたが、ガーデンデザインについては初めてだったのでいささか緊張し、相当準備をしました。
結果は妻に言わせると「難しすぎた。」です。私が準備し覚えたのは、例えば平等院や金閣寺や修学院離宮・栗林公園とアルハンブラ宮殿・ヴェルサイユ宮殿・ブレナムパレス・シシングハーストなどの建立年や面積、デザイナーの名前でした。花壇の形状を20も数えてみせました。
聴衆はもっと簡単な話を希望していたようでした。

プロジェクターを使っての話は資料の取り出しは便利なのですが、聴衆に背中を向けて話すことになる欠点があります。


2004.10.24

花の苗フリーマーケット

0410FreeMarket06.JPG
本日の伊豆ガーデニングクラブ・花の苗フリーマーケットは天候に恵まれ、無事に賑やかに開催し、終了致しました。

今年は夏の猛烈な暑さと10月の天候不順のため苗作りや農作物の成育が悪く、売り物が少なく、そのため出店も14店(いつもは16-18店)となり若干淋しくなりましたが、自然現象には逆らえません。

お客様にはリピーターが多く、今度は何時ですか?との質問が多くありました。

出店の皆さま、手伝って下さった皆さま、幹事の皆さま、どうもご苦労様でした。

2004.10.21

台風23号の被害?

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身から出た錆とは言いながら23号でいささかの被害を受けました。
昨夜帰宅出来ず、熱海に泊まるハメになったのであります。

台風襲来は当然わかっていましたが、20日所用があり(と言って遊びごとですが)、多寡をくくって上京しました。
まず丸の内オアゾに行きました。お上りさんとてどこに何があるか判らず、丸善と5階のレストランに入っただけです。レストランは台風のおかげでTVで見た有名店に入れました。11時の開店と同時でしたが。

目的の観劇を済ませ、急いで東京駅に行きましたが新幹線は東京-小倉間で全線ストップでした。
やむなく東海道線で熱海まで戻りました。島田から先はもう止まっていました。
さて伊東線が動きません。伊豆急線も止まっています。
タクシーかレンタカーと思いましたが、135号も伊豆スカイラインも不通だそうです。熱海に泊まるしかありません。
駅前のアーケードを歩いてすぐに「湯治館・そよ風」というのを見つけてそこに泊まることにしました。ツインで1人8400円朝食付きはちょっと高かったのですが、温泉療養を兼ねた施設で、ゆっくりしていてなかなか良かったです。同じく台風で降り吹きこめられた人で一杯でした。
風呂で聞いた話。名古屋の人<東京は全然ホテルなし、横浜もなかった。どうせ泊まるなら温泉がいいと思って熱海まで来た。>、 大垣の人<東京のホテルは全くなし。横浜でなし。桜木町でなし。藤沢で降りたがなし。小田原でもなかった。聞いたら熱海ならあるだろうと言われてここまで来た。>

万一の場合を思って飼い犬ロビーの世話だけは近所のイヌトモに頼んでおいて正解でした。

帰ってから伊豆新聞で知ったのですが、伊東市では19日の晩から100人体制の泊り込み、20日は朝10時から全員配置の第3次体制で1356人が待機したそうです。<なぜ伊東線を止めた?>なんて言ったら叱られるところでした。

追記
富山で海王丸が防波堤に吹き寄せられた映像は凄かったですね。ヤードに巻きつけたセールが吹き千切れていました。まさにホーンブロアの時代の帆船を彷彿とさせました。
つい数日前、テレビの画面を随時記録する装置が開発されたと新聞に出ていましたが、それが欲しいと思いました。

追記2
レッドソックスの勝利万歳!
ニューヨークよりボストンが好きです。

2004.10.19

マイクロソフト孫正義の査定

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ソフトバンクがダイエーホークスの買収に名乗りを挙げた。

ソフトバンク孫正義さんには、1990年頃NEC主催の通信関連のシンポかなんかで謦咳に接したことがある。
当時はまだアスキーの西和彦さんの方が上ではなかったか。そんな時代だ。
会場にノートパソコンを持ち込み、通信につないでスクリーンに写し出してみせた。
そういうことが出来るとは聞いていたが、実際に見るのは初めてだった。

孫さんの印象は、<こんなにフル回転で1日を30時間にも生きているような人はきっと早死にするに違いない。>というものだった。
今見る孫さんは当時より肥って元気そうだ。大層なお金持ちになってしまった。結構なことである。

孫さんには何の悪意も持っていないが、プロ野球機構には<新規参入者は資産査定だけでなく、健康査定もしておいた方がいいよ>と言っておきたい。

2004.10.16

カズ、ゴン、ジョーと名球会

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サッカーワールドカップ第1次予選の対シンガポール戦は、もう出場が決まったあとの消化試合である。
ではあるが、その試合にカズやゴン、ジョーなどのかっての代表選手たちを出そうとの話があるそうだ。
先輩たちのおかげで今日がある、と感謝の気持ちをこめて。
オマーン戦直後のジーコと川淵キャプテンの会話の中でジーコが提案したという。
嬉しいね。

それでなんとなく野球の名球会を思い出した。今どうなっているのだろう?
Googleで調べるとすぐ判る。
入会資格は、「日米通算」「200勝以上」「250セーブ以上」「2000本安打以上」で、現会員は44名。
現在の代表幹事は金田正一、長島茂雄、王貞治。
次期入会候補者は、
野茂英雄・ドジャース・192勝
桑田真澄・巨人・169勝
山本昌・中日・160勝
田中幸雄・日ハム・1901本
野村謙二郎・広島・1848本
古田敦也・ヤクルト・1836本
石井琢郎・横浜・1647本
投手はどれも楽ではない。
狭き門というべし。

なんでも狭く、狭くの世界を感じる。


追記
ライブドアと楽天はくじ引きがいいと思う。

2004.10.15

熊とドングリの実

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熊があちこちで出没している。
最初、専門家の解説で「餌になるどんぐりの実が少ないせいだ。」と聞いたとき、まさかと思った。
どんぐりの実など小さなもので、あれを食べて熊の巨体が維持出来るとは信じられない、と思った。

先日、伊豆高原ドールガーデンでコナラの木の下を掃いたところ、1本の小ぶりの木の下だけで竹み1杯のどんぐりが集まった。
デジカメの電池が切れて写真が1枚しか撮れず、あまり量がはっきりした写真でないが、4キロはあったと思う。
1本でこれだけあるなら、テリトリに20本か30本の木があればなんとかなるのかもしれない。

殺された熊の胃の中が空っぽだったというのが哀れだ。


2004.10.12

環境保護と人類

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「深海の大河」(小学館 エリック・ローラン)という本を読んだ。
図書館の棚にあったから手に取ったまでで、他愛のないミステリーというか、パルプマガジンというか、ゾッキ本の類いである。

内容は、ある大金持ちの環境保護運動家が、地球の環境破壊の元凶は過大になり過ぎた人類であると思いつめて人口削減を計画する話である。その方法は深海の海流の流れを変えて気象変動を引き起こし、それで人類の9割を削減するという。
物語はそれを阻止する主人公セスを中心に進む。

私はかねて人類の存在悪の説にたっている。だから医術の進歩にもいつも何か引っ掛かるものを感じる。抑制されるべき人類を、どうしてそう延命させることばかり考えるのかと思ってしまう。

しかしここまで思い切った人類削減計画が大衆本のテーマになるとは驚きであった。
世の中はそこまでいっているのか!
著者はフランス人、フィガロ紙の国際政治記者で、現在はセス・シリーズのミステリーでベストセラーを連発している人である。


01・3・6に書いた「黒潮丸通信#45-誰が鬼に食われたか」を再録します。
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タリバーンが仏像を破壊している。
そんなこともあろうかと思う。

今、地球上で環境問題がかまびすしい。
究極の環境対策は人類を減らすことである。今世紀の前半にその論議が巻き起こるだろう。
どうやって増やさないか。どうやって減らすか。どの国に何人割り当てるか。
侃侃諤諤の議論だ。とても温室効果ガス排出枠の騒ぎどころではない。
どうしても減らさなければならなくなったら、必ず宗教の戦いになる。
どの宗教が人類を救うだろうか。
教義に人口抑制のタネのある大宗教、小宗教を探しているがまだ見つからない。

インドの昔話にこんな話があるという。
<旅人が空家で一夜を明かした。鬼が死骸をもって入ってきた。その後から来た鬼と
取り合いになり、旅人にどちらのものか言えと命じた。最初の鬼のものだと言うと後
からの鬼は怒り、旅人の手を身体から引き抜いて床に投げた。前の鬼は死骸の手を引
き抜いて旅人にくっつけた。後の鬼が旅人の脚、胴、頭とすっかり引き抜き、その度
に前の鬼が死骸の脚や胴をくっつけてくれた。旅人の身体がすっかり入れ替わってし
まうと、二匹の鬼は仲良く半分ずつ死骸を食ってしまった。
旅人は驚き、自分の身体はどこの誰ともわからぬ人の死骸になってしまい、生きてい
る自分が本当の自分かどうか判らなくなった。そこで寺にとびこみ、「自分の身体は
あるのかないのか」と聞いた。
坊さんは言った。「人間の”われ”は仮のものだ。人は”われ”にとらわれて苦し
む。仮のものだとわかれば苦しみはなくなる。」

これはいまや現実に行われている臓器移植の話である。
仮のものとわかって苦しみはなくなるか?医者は鬼か?

アメリカの新興宗教団体ラエリアンはクローン人間作りにとりかかっているという。
近未来の環境保護団体の一派はこの宗教を襲い、臓器移植の病院を襲って破壊する
だろう。それはもう新しい新興宗教である。
宗教でなければそれは出来ない。
~~~~~~

2004.10.11

台風、伊豆に上陸

台風22号が10月9日伊豆半島を直撃したことで、あちこちからお見舞いの電話、メールを頂きました。
有難うございました。御礼申し上げます。
幸いわが家には殆ど被害はありませんでした。

台風は西伊豆堂ヶ島付近から伊東市宇佐美あたりを吹き抜けたようです。
風速でいえば、石廊崎67.6M、網代63.3M、伊豆大島51.5Mの最大瞬間風速です。
雨量では、伊東市内で24時間雨量424ミリ、1時間雨量63ミリです。

宇佐美では数十軒の屋根が飛び、神社倒壊、土砂崩れ。
伊東港の防波堤のヨットが船台から飛ばされました。
網代の港内で係留されていた漁船が4隻転覆した写真が出ています。
修善寺では2年前に流されて復旧したばかりの独鈷の湯が流され、新井旅館は65人の泊まり客がいたそうですが、1階は腰まで水に浸かったそうです。
西伊豆では子浦で船の見回りに出た人が街灯が倒れたのに打たれて死亡、宇久須では養鱒場を見回りに出て流されて死亡しています。
道路、鉄道寸断、停電など多数。
(いずれも伊豆新聞)

わが家のあたりでは午後4時ころから1時間、海の方(東南方向)から強い風雨がありました。
私の体感では30メートルくらいでした。
うちも近所も、建物には特に被害はありませんでした。
電気はチラチラしましたが、長い停電にはなりませんでした。135号線の上では1晩止まったようです。
ケーブルテレビが断続的に消えて、一般家庭では不自由だったでしょう。わが家では衛星テレビはケーブルとは別なのでそちらを見ていました。断水はありませんでしたが、温泉が濁りました。
翌日庭を見回ったら、玄関脇アーチに被っていたカロライナジャスミンが吹き落とされ、山の手作りアーチが倒壊、オープンガーデンの看板が倒れていました。

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2004.10.09

一吟一詠

浜松花博の会場の中に、「園芸文化館」というのがあります。
中は「園芸文化・発展の系譜」「伝統園芸植物の競演」「盆栽・装飾の技」「新たな園芸文化を目指して」の4室に分かれています。
タイトルからも判るとおり日本の伝統園芸を紹介する展示です。

昨今のイングリッシュガーデン全盛のムードの中で、私など伝統園芸に関する知識はほとんどないのですが、ここの展示は大変な力作だと思いました。
特に第1室に掲示された巨大な「年表」は、「西暦」「元号」「天皇」「将軍」「花の流行」「関連資料」「主な出来事」を1表にまとめた表で、私の乏しい知識の中では先行する表はなく、今回新たにまとめたものではないかと思いました。それほどここの展示は気合が入っています。静岡の持つ伝統の厚みを感じました。
花博には3回通い、3度ともこの表の前でため息をついていましたが、今回思い切って近くの係員に「この表が出ている資料はないだろうか」と訊ねたところ、あちこち問い合わせてくれてなんとそのコピーを入手することが出来ました。
巨大な表がA3版3枚に縮小されて、文字は8ポより小さくなっていて、私の老眼では拡大鏡を使っても見難いのですが感激しています。

やはり「園芸文化館」の中に、沼津在の原の「帯笑園」の紹介コーナーがありました。江戸時代、東海一の名園と謳われたところだそうです。シーボルトが「私がこれまでにこの国で見たもののうちで一番美しい。」と称賛しているそうです。
その「帯笑園」の入口の柱に、次の対聯が書いてあったそうです。
苟入是園固禁觸一花一葉 都有詩歌必應留一吟一詠
<かりそめにもこの園に入る者は一花一葉にも触れることを固く禁ず>
<すべて詩歌あるもの 必ず一吟一詠を留めるべし>

伊豆オープンガーデンの各庭にもこの聯を張り出しましょうか。

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2004.10.06

野球ゲームを楽天に売る

わが援助交際チームを含む黒潮丸グループはこのほどオンライン・野球ゲームを開発した。
ライブドアが計画しているオンライン・ゲーム中継に載せるシステムで、参加者はまず3000L・D(3000円相当)を購入する。
そして例えば「打席予測」に投票する。四球、死球、単打、二塁打、三塁打、本塁打、三振、捕殺、封殺などを予測する。投票は直ちに集計され、配当率が計算されて、即刻持ちL・Dの残高が表示される。いずれ払い戻しが可能である。
このほか「投球予測」「進塁予測」「得点予測」など投票項目はいくらでも作れる。

このようなゲームが可能なのは1球1球に時間がかかる野球のゲーム性にある。
バスケット、アイスホッケー、サッカーなどでは成り立たない。
フットボールは可能性があり次の開発対象である。

このゲームをライブドアに持ち込んだところ、ホリエモン殿より次のオファーがあった。
<黒潮丸さんのゲームは素晴らしい。30の0.3でお願いしたい。>
システム構築費30億円、売上げ歩合0.3%で頼みたいというのである。
ホッホ。

しかし私は後だしジャンケンの楽天にもっと高く買わせるつもりである。
ハッハ。

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